中学校の授業で年功序列制度について学びましたね。
(多分)
ただ年齢が上だから
ただ働いている年数が長いから
って理由で、きちんと働いている人が正当に評価されないそんなシステムをなぜ作ったのかすごく疑問でした。
まあいろんなメリットがあったからこそ、採用されたシステムなんだろうなとは思いますが。
ちょこっと調べたので、今日はそれをまとめていきます。
①年功序列って?
年齢や勤続年数に応じて、賃金や役職が優遇される人事制度。
これを採用することで、一つの会社に長く勤めて自動的に給料が上がるため、社員が退職しにくくなる。
高度経済成長期では労働力確保のために、多くの企業で採用された。
②年功序列と成果主義
成果主義はその字まんまの意味で、年齢や勤続年数に関係なく能力や貢献度で賃金や役職が決まること。
やった分だけ評価されるシステムです。
私的に成果主義を採用している企業で働きたいと思う。(現代社会では多くの人がそう思うかも)
③年功序列のメリット・デメリット
【メリット】
勤続年数が多くなれば自動的に給料が上がることから、退職者が減る。
人事評価が明確に。
【デメリット】
社員の高齢化が進むため、人件費が嵩む。
年功序列制度に対して不満を感じる若手社員の離職率が高まる。
何もしなくても給料が上がるし出世もするので向上心がなくなる。
もちろん、上記したメリットデメリットが全てではありません。
④年功序列を廃止するとどうなる?
年功序列を廃止すると、成果主義を採用することになるでしょう。
そうするとどんなことが起きるのか。
まずは、やっただけ評価してもらえることにより若手のモチベーションが上がります。
もう頑張れない(言葉は悪いですが、座っているだけ)社員に対して割高な報酬を払う必要がなくなる。
成果を出すことで評価してもらえると、我こそはと優秀な人材が集まりやすくなる。
一方で、社員の努力が報われないなどのことが起きないようにするための、『成果の基準』設定が難しい。
まあ、いいことも悪いこともありますね。もちろん。
何回も言いますが、私的には成果主義がいいです。
認めてもらえない・評価してもらえないなら、ギャフンと言わせるまでやればいいだけですから。
評価も何もなく、勤続年数や年齢だけでしか判断されないようであれば、頑張っても無駄になってしまいます。
年功序列制度なんて、頑張りたい若手からすれば、頑張る理由がなくなるだけです。
ただ理不尽に耐えて、与えられた仕事をこなすだけって言う、超つまらない組織の出来上がりです。
今はそう言う時代じゃないと思うんです!!
確かにね〜、高度経済成長とかの、どうにもこうにも『労働力』を確保しなければならない時代には必要な制度だったかもしれません。
人事制度も、時代に合わせたスタイルでいるべきだと思うんです。