価格設定が難しい

サンズクラフトの新商品をどんどこ作っています。

 

今回はアクセサリー中心なので、加工がとても楽しいです。

ちまちま作るのが大好きな私にはもってこい。

 

いつもかなり迷うのが価格設定です。

材料代+加工代をベースに考えます。

 

材料代ってそんなにかかるものでもないんです実際。

 

24Kのゴールドとか、純銀とか、天然真珠とか出ない限り、

そう簡単に値段が跳ね上がることはありません。

 

問題は加工代。

 

自分一人でやっているので、かけた時間ともらえる金額があっていなくても極論いいんです。

 

半分自分の趣味でやっているものなので、

割に合っていないくても『まあ楽しかったしな』って納得できるから。

 

あ、流石に0とかはないですよ、慈善事業ではないので(笑)

 

じゃあ何が問題かっていうと、

『サンズクラフトとしての価値』を決めることです。

 

値段をつける=ブランドのイメージが決まるっていうのもあります。

 

シャネルは指輪1つ安くて30〜40万円くらいします。高いものだと100万超えます。

でも需要がある。それがシャネルのブランド力でもあるんですね。

 

じゃあしまむらの雑貨コーナーに30万の指輪をおいたら。

絶対売れないですよね。むしろ「え?なにこれ?ドッキリ?もしくは偽物?え?間違えた?」ってなってしまいます。

 

しかも、しまむらに30万の指輪は必要ではないんですよね。需要がない。

 

しまむらは低価格高品質が売りなので、それで成り立つんです。

 

でもサンズクラフトはそれなりに高い品質を提供する為にも、

それなりの価格帯にしたいんです。

 

それで売れなくても困ってしまうんですけどね。

 

価格はそのブランドの価値を表す大きな要因になっていると思っています。

 

高いだけが価値が高いわけではありませんが、

多少値の張るものでも求めていただけるようなブランドづくりをしたいです。

 

高くてもそれだけの価値があると思っていただけるような…

 

 

まあ難しい話ですけど(笑)