仕事の引き継ぎ

うちみたいな小さな会社って完璧なマニュアルっていうものがありません。マニュアルがない分、比較的に自由に仕事をすることができますが、その自由さが招くミスもあることに最近気がつき始めました。

 

ずっと同じ人が一つの会社を担当することってなかなかありません。大きな会社であればマニュアルなどが存在しているので、引き継ぎ時に起きるミスは格段に少なくなっているはずです。しかし小さな会社で担当者が変わるとき的確な引き継ぎって行われないので、ミスや食い違いが多く起きてしまう確率が上がります。

これを改善するのにマニュアルを作るべきだ!なんて思ったんですが。なんせノウハウがないので作り方がわからない。私は仕事を誰かに引き継いだ経験がないので、どのようにすればミスが減るのかを考えることって簡単にはできません。

マニュアルってどうすればミスが出ずに効率的にできるのかを示したものです。それが必要なんだなあとしみじみ思いました。私のためでなく、今後入ってくる誰かのためにです。ずっと同じ人でやっていけるわけじゃないですからね(笑)今後、新しい人が入ってきたときの対応が楽になりそうですし。時間を見て作成してみようかな!

 

もう一つ、仕事の連携について。私がずっとここで働いているわけではないからこそ起きてしまう問題かもしれません。今まで阿吽の呼吸で進んでいたものって、後から入ってきた者にはとってもわかりにくいんです。当然のことですが(笑)「こうしてくれるだろう」っていう予測が当たらないことが多々起きてしまうんだと思います。感じ方や考え方にギャップはあるから仕方ないといえばそこまでですが…。

まず前提として、”小さな町工場では頻繁に新人が来るわけではない”ので、新人がきた時のやるべきことを決めていないんです。これ結構、町工場の問題点かもしれないなと思い始めました。

町工場が廃業してしまう理由で一番目立つのは後継者がいないことです。…多分、新人教育がしっかりしていないことが後継者がいないことの原因の一つじゃないのかな?(もしくは後継者がいても育たない)

 

確かに、仕事をしていく中で少しずつ覚えさせるのも方法の一つなので、一概にこうとは言えませんが。新人を甘やかせー!って言いたいわけではなく、後継者が欲しいのであればまずこちらから歩み寄る必要があるんじゃないのかな、というお話でした。

なんにせよ、マニュアルや基礎はわかりやすくしておく必要があると思うんですよね。その基盤がないところ(一から作る場合)は結構大変な作業ですけど(笑)

 

改善点が見つかったら、それを直せるように一生懸命やるだけですね!明日も1日頑張ります!

 

最後までお付き合いいただきありがとうございます。