シルク印刷にしても彫刻にしても最近はなかなかうまくいきません。その原因が自分自身の技術の無さですが、今までできていたことがなぜ急にできなくなったのか。できないからと言って納期を遅らせてもらったり社長に泣きついたりなんてできません。最近は心の中半泣きで仕事してます(笑)
シルク印刷(手刷り)は、圧倒的に女性の職人さんは少ないです。(私が知らないだけかも)小さな柄やポイント、文字などであれば私的に比較的、気持ち楽に印刷できるんです。Tシャツなど個人向けの商品であれば余計です。極端に汚い、ずれている、欠けている、とかの目に見えてわかるミスは許されませんが。多少乗っているインクの量に差があっても、一般の人はわかりませんからね。でも工業用でよくある、広範囲への印刷はかかる圧が少しでも違うと思いっきり現れます。それこそ初心者にもわかるほどはっきりと!右も左も真ん中も平等に圧をかけるには、身長や筋力がすごく影響するような気がします。最初に女性でシルク印刷の手刷りをやってる職人さんは少ない、と言った私的な理由ですね。圧倒的に身長が足りなかったり、使えていない筋肉があるんです。まあ、その中でも自分が楽に、綺麗に、早く品物をあげられるような技術を身につけている方もいるので(笑)絶対にできない、とは言いませんが、男性に比べると適性は低いのかな?というような気がします。修行するしかないですね…
彫刻がうまくいかないのは…なんででしょうかね(笑)確かに自分の技術力の無さもありますが、機械の調子が悪かったりデータがめちゃめちゃになっていたり。自分の技術でどうにかできないないことも多々あります。どうやってもうまくいかず、彫刻やめてやろうかななんて思います。お客様からしたらとんでもないことなので、意地でも仕上げますが。
今まで、ドッジボールと剣道をやってきました。知らない人も多いと思いますがドッジボールって全国大会、世界大会まであるんです。レクじゃなくて、大会のある競技としてやっていました。
ドッジも剣道も、うまくいく時と全然うまくいかない時がありました。その度泣きながら練習、稽古してきました。だから、仕事もそんなものかな〜と思っています。技術を身につけるとき、壁にぶつかっては泣いて、泣きながらやっては克服して、の繰り返しでした。今回も「壁にぶつかって泣く」シーンがきたな。なんて(笑)そういう時はあんまり考え過ぎてもどうにもなりませんし、一個づつクリアしていくしかないですよね。
明日も忙しい予定です。泣かないように頑張ります!
今日もお付き合い頂きありがとうございます。