テキセイカカク…?

生き残っていくには価格を今に合わせるしかない。というお話を耳にしました。今のままの価格で提供できることがお客様にとっては一番なんでしょうけど、それを続けているといつかは息ができなくなってしまう。でもうちは新規のお客様が少ないので特に、値上げは厳しいと思います。

前任の社長がとんでもない価格(安)で見積もりを出してしまったものなどがありますが、今更価格の訂正…なんてのはあまり現実的ではありません。今の社長も、できるだけ低コストで高品質のものをと考えていますし。いや、それ自体はすごくいいことだと思いますよ?(笑)お客様に寄り添えてこその町工場だと思っていますから。

でも今の価格相場と合っていなければしょうがないんですよね。難しいところです。

仕事を継続していくために価格を上げるということは、自分たちに対してでかいリスクを与えることのような気がします。

 

以前読んだ本の中に、「価格を上げて離れてしまうお客様は諦めなさい」という感じの言葉がありました。今までお付き合いのあるお客様でも、少し価格をあげただけで離れてしまうのは所詮そのくらいの関係だよってことらしいんです。あとは、自分たちの商品がその高い価格に見合っていれば購入してくれるはずでしょ?って。

結構単純そうなお話ですが、そんな簡単にはいかないでしょ!って(笑)

 

適正価格の定義がいまいち曖昧ですね。人の感じ方それぞれだと思いました。

 

でも結局は、どれだけ多くの人にその価格で納得してもらえるかが勝負なんだな、と。シャネルが相場を大きく超えたものを売り出しても文句言う人は誰もいません。つまりはそう言うことです。(?)価格が高くてもブランドがあれば買う人がいるってことです。(ブランドがある=いいものだと言う保証がある)

逆に言うと、『安い』と言うブランドもありますね。例えば100円ショップとか。安くてもいいもの、それを沢山売ることで大きな利益を出す方法とか。

 

現実、生き残っていくためには、高くてもそれに見合っていると思ってもらえるブランドを形成した方が良いように感じます。そりゃもちろん、安くて良いものを生産していくことが前提ですが…

高すぎる価格を設定するわけではありませんが、それなりに今の価格に合わせていくべきなのかな、なんて。

 

お金のことに関しては本当に難しいですね(笑)知識が足りていないのを感じています。もっと勉強します!

1週間お疲れ様でした。