そのままです(笑)
価格競争に勝ちたいんです。勝てなきゃお仕事もらえませんから。当然の思考回路だと思っています。
なぜそんな話になったのかというと、「良い仕事をするにはやっぱりそれなりの人の多さが必要」ってところから始まります。少人数精鋭で仕事を回していると、どこかで小さな抜けが出る時があります。社内で収まることなので、大丈夫、というかセーフ、というか…帳簿をつけるのも、データの管理も、技術的なことも、”専門的にそれだけやる人”っていう役がありません。それぞれ掛け持ってやっています。
少人数精鋭のメリットは、連携ミスが起きにくいことです。誰が何をしているのか、これから何をしようとしているのかを把握しやすいです。「あれどうなってんの?!」ってセリフの登場シーンがかなり少ないってことです。
逆にデメリットは、先ほど言ったように、抜けが出ることがあるってことです。そればっかりやっていればミスが出ることは少ないはずなんです。だってそれだけがお仕事ですから。
じゃあそのミスを減らすために、仕事をもっと円滑に回すために人を増やしたらどうか。
人を増やしてしまうと、お給料となる部分を捻出しなければいけません。ぱたっと仕事がなくなってしまうと、お給料払えません。
そのお金を作るために「人件費」が増えるので結果商品の単価が上がってしまうことになります。定期的に大ロットでお仕事できていれば、単価を変えずにいけますが。仕事量が減ってしまうとどうしても単価を変えざるを得なくなる時がきます。
そのリスクはかなりのものですね。
人は欲しいけど、「たっくさんお仕事もお金もあって超余裕〜〜!」じゃない限り、無闇に動員はできません。難しいですね。
小さな町工場がどんどんなくなってしまうのは、人の多さ(=仕事量の多さ)で大きな会社に勝てないからだと思います。大きな会社は人が多く一度に受注できる量も多いため、結果単価は安く大量生産が可能なんですね〜。
そんな厳しい世界の中でどうやって生き残っていくか、輝けるようになるのかをしっかり考えていかないといけません。じゃないといずれ大きな会社にとって変わられる時がきてしまうと思います。
まあ、大きな会社にできて小さな会社にできないことがあるってことは逆も然り、ですけどね(笑)小さな会社ならではの強み、戦っていける武器を精一杯磨きたいです!!